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デンマーク紹介 -ヒュッゲ溢れる国-
デンマーク女王陛下とアンデルセン (第5回 デンマーク紀行)
こんにちは!Flying Tiger Copenhagenのakemiです。
Flying Tiger Copenhagenの製品がどのような背景をもっているかを知って頂くために、デンマークについて、そしてデンマークの人々の暮らしについてお伝えしていきたいと思います。
女王陛下、そしてアンデルセン
デンマークは、女王マルグレーテ2世を元首にいただく1000年以上続く世界最古の君主国です。
デンマーク王室は創始者ゴーム老王(在位936~958)にさかのぼることができ、マルグレーテ2世女王はその子孫です。
そしてデンマーク王室はヨーロッパのすべての王室と姻戚関係にあります。
一例を挙げると、英国エリザベス2世女王の曽祖母はデンマーク王女アレクサンドラ(イギリス国王エドワード7世の妃)で、夫君フィリップ王子の曽祖父はデンマーク国王クリスチャン9世です。
またデンマーク王室は、世界一開かれた王室といわれ、それは我が国の天皇家がお手本となさっているところであり、国民に親しまれ敬愛されています。
散歩をなさる王室の方々をお見かけすることができるかもしれません。
クリスマスに集うデンマーク王室(2014年 於フレデンスボー城)
Photo by Steen Brogaard
Source:The Royal House
私たちにとってよりなじみのあるデンマーク人は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンではないでしょうか。
世界でもっとも多くの言語に翻訳され親しまれる童話作家です。
アンデルセンの童話作品は、グリム兄弟のような民族説話からの影響は少なく、創作童話を数多く著しました。
『人魚姫』や『みにくいアヒルの子』、『裸の王様』、『マッチ売りの少女』、『おやゆび姫』、『雪の女王』などは、子供のころに読んだ絵本の挿絵が目に浮かぶほど身近な作品ではないでしょうか。
市庁舎の横、H.C.アンデルセン通り沿いにアンデルセン像がある
たびたび訪れたチボリ公園を見上げるようにして座している
Source:Visit Copenhagen
アンデルセンは貧しい靴職人の子として生まれ、オーデンセ市に幼少期に暮らした家が保存されています。
文字通り間借りして親子三人が暮らした一室は、とても小さなものです。
ある日、私が大きい中庭をそなえた古い建物をのぞきこんでいると、やってきた男性に声をかけられました。
「ここは小学校で、私はここの教師です。救貧院(要支援の状態にある人々を収容する施設)として建てられ、アンデルセンの家族もここに住んでいたことがあります。母親はそこの小川で洗濯をしてわずかな手間賃を得ていました。幼いアンデルセンは母のかたわらで一人遊びをして過ごしていたのですよ。せっかくですからその川沿いに歩いてお戻りなさい」と案内してくださいました。このアンデルセンの逸話とともに男性のさりげないホスピタリティが深く心に残っています。
アンデルセン博物館(左手)
Photo by Kim Wyon
Source:Visit Denmark
丁抹、これ何と読むかお分かりになりますか。英吉利、仏蘭西、阿蘭陀、独逸、はい、デンマークです。一文字では丁で表わします-例えば日丁戦。あまり使えないかもしれませんが、よろしければ覚えておいてください。
写真引用
The Royal House
http://kongehuset.dk/en/content/the-royal-house
Visit Copenhagen
https://www.visitcopenhagen.com/copenhagen-tourist
Visit Denmark
https://www.visitdenmark.com/denmark/tourist-frontpage
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