デンマーク紹介 -ヒュッゲ溢れる国-

こんにちは!

Flying Tiger Copenhagenをいつも、ご利用いただきありがとうございます!

 

Flying Tiger Copenhagenがデンマーク発祥のブランドであることはご存知の方も多いと思います。
それでは、デンマークという国についてはいかがでしょう。
私たちの製品がどのような背景をもっているかを知って頂くために、デンマークについて、そしてデンマークの人々の暮らしについてお伝えしていきたいと思います。

第1回 国土と気候

デンマークはとても小さな国です。
半島と島々からなる43,000平方キロの本土に570万人の人々が暮らしています。
広さは九州と、人口は兵庫県と同じくらいと申し上げたらサイズ感が伝わりますでしょうか。

 

このように狭い国土ですが、全体がなだらかな平野で、デンマークの人々は「パンケーキのように平ら」と表現します。
どのくらい平らかと言いますと、最も高い山の標高が約171mで、世界貿易センタービル(浜松町 40階建)より少し高いだけです。


どのデンマークの原風景-4月下旬から5月にかけて野原が黄色い花でおおわれます。
Photographed by Jan Kofoed Winther

 

そのためデンマークの端から端まで自転車で移動することができます。
国も環境と健康の観点から自転車利用を奨励していて、自転車専用路の整備が進み、電車やバス、メトロにも自転車を持ち込むことができます。


メトロのKongens Nytorv駅構内、公共交通機関と組み合わせれば自転車で遠出もできる
Photographed by Akemi
 

出勤時間のオフィス街はなかなかの見もので、ツールドフランスもかくやというスピードでスポーツサイクルがかたまりとなって疾走していきます。

なんと、コペンハーゲンで働く人の50%が自転車通勤です。さらに自転車で登庁する国会議員も40%にのぼり、国会議事堂があるクリスチャンボー城の中庭には議員や職員の自転車が並びます。
夏でも冬でも、雨が降っても雪が降っても、装備を整えてひたすらペダルをこぎます。本気のバイカーなのです。


冬の出勤時間は日の出前、防寒と安全対策は怠らない
Photographed by Akemi

 

緯度が高いため、夏は22時頃まで明るく、冬は家を出る時も帰る時も真っ暗ということになります。
1月1日の日照時間は7時間で、なんと7月1日の日照時間は17.5時間です。
暗くて寒くて長い冬の後に訪れる春と夏はデンマークの人々の待望の愛してやまない季節なのです。


これはコペンハーゲンにあるニューハウンという運河沿いの通りで、旅行のパンフレットなどで目になさる景色ではないでしょうか。
ヨーロッパ最古の港で、自宅が遠くからでも確認できるよう建物が彩色されているそうです。
 

一昔前まではあらくれ船乗りがたむろする酔っ払いと喧嘩の繁華街で、当時の名残のタトゥショップも散見できます。
今ではすっかり様変わりしてシックでリュクスなレストランやバー、ホテルが立ち並ぶ界隈になりました。


遊覧ボートも発着する観光拠点
Photographed by Kim Wyon

 

ニューハウンの街並みを見上げると、ところどころに窓から突きだした小さな鏡が陽光を受けてキラキラと輝いています。
これは居間に座ってくつろぎながら、通りの様子を映して見るためのものです。
上階が住居になっている古い建物で見かけます。デンマークの街歩きの折には時々見上げてみてくださいね。
 

次回はデンマークの7月について紹介していきますので、お楽しみに!

この記事を書いた人

aa(akemi)

フライング タイガー コペンハーゲン一番のデンマーク通。
息子とハンバーガーを愛する社内ブロガー。
不定期で、デンマーク紹介をしていきますので、皆さんお楽しみに!

写真引用
 VisitDenmark | Official Denmark travel guide
 https://www.visitdenmark.com/denmark/tourist-frontpage

 

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