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デンマーク紹介 -ヒュッゲ溢れる国-
デンマークの7月について (第2回 デンマークの7月)
こんにちは!
Flying Tiger Copenhagenをいつも、ご利用いただきありがとうございます!
さて、私たちFlying Tiger Copenhagenはデンマークからやってきたお店です。
皆さんが思うデンマークはどんなものでしょうか?
これから四季折々のデンマークの暮らしについて、お伝えしていく予定です。(不定期更新)
デンマークの7月について
今回紹介するのは、デンマークの7月。
日本の7月は梅雨の真っ只中。「まるで金魚鉢の中」ですが、肌はしっとりUVの心配も少ない。とも考えられます。
それに、お米など日本の作物の生育には欠かせない恵の雨ですから、収穫を楽しみにもうしばらくご辛抱を。
一方デンマークは、完全な休暇モードに入ります。
学校は6月下旬に学年末・卒業式をむかえ、夏休みは格別に開放的な休暇となります。
なんと、宿題も課題もなし。
夏休みは子供だけのものではなく、大人もこの時期に3週間程度の休暇をとります。その背景には法律という強い味方があり、5月から9月の間に15日以上の休暇を取ることが保障されています。15日間に土日を加えると3週間に、つまりは3週間以上の夏休みを取得する権利を法律が保障しているのです。
青い空と青い海、What else?
Photographed by Mark Trustrup
6月からそわそわと休暇のプラニングに余念のないデンマークの人々。
半数近くは自宅をはなれると言われ、海外旅行やサマーハウス(別荘)に出かけます。
どちらもゆったりと滞在型で、スペインなど気候が良く物価が安い南欧の国々の人気が高く、サマーハウスであれば週替わりで家族や友人を招くことも一般的です。
近隣の農家から新鮮な野菜や果物を調達するのもサマーハウス暮らしの楽しみ
Photographed by Nicolas Jessen
自宅にとどまる人も、足が遠のいていたコロニヘウェ(貸庭)に通って農作業や草花の手入れにいそしんだり、近くの公園や海岸で日光浴やピクニックをしたりして太陽の季節を存分に味わいます。コロニヘウェは産業革命後の19世紀初頭、石畳の街の集合住宅に暮らす労働者階級に、土に触れる機会を確保して生活に潤いを与える目的で始まり、現代では中流階級のサマーハウス的利用に変わりつつあります。
1964年に建設されたレイアウトも美しいコロニヘウェ(市民農園)「一切れのパイ」が一区画です
Photographed by Jan Kofoed Winther
半島とたくさんの島からなるデンマークの海岸線は7300kmに及び、デンマークのどこに居ても50km以内で海岸に出ることができます。遊泳スポットとして1966か所の海水浴場が登録されています。大型フェリーや軍艦が行きかうコペンハーゲン港の中にも3か所の遊泳場が設けられていて、これは早くから国を挙げて環境問題に取り組んできた成果に他ならないのですが、港湾の水質保全がうまくいっていることのアピールでもあります。
愛らしいビーチハウスはとてもフォトジェニック
Photographed by Bjørg Kjær
「試験中は晴天で、夏休みが始まると雨が降る」と学生が嘆いていました。今年はどうでしょう。予報によると気温は22~23℃、ほとんど毎日お日さまマークもついていますよ。
写真引用
VisitDenmark | Official Denmark travel guide
https://www.visitdenmark.com/denmark/tourist-frontpage
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