デンマーク紹介 -ヒュッゲ溢れる国-

こんにちは!
フライング タイガー コペンハーゲンのakemiです。

寒いですね。一年で一番寒い時期ですものね。
そろそろ耳をすませば小さな春の足音が聞こえる季節でもあります。

でも北国デンマークの春はまだまだ先のこと、今は厳しい寒さのただ中です。

冬から逃げる、それとも冬を楽しむ?

クリスマスとイースターの間の冬休み
小中学校は、多くが第7週(2019年は2月9日(土)~17日(日))が冬休みになります。

寒さと暗さに辟易とした人々は、地中海やカナリア諸島など南欧にでかけます。
タイまで足を延ばす家族も少なくありません。

また逆にノルウェーやアルプスへスキー旅行に出かける人々もいます。
デンマークは最高峰が174mといたってフラットな国土ですので、スキーやスノボーをするためには山岳地帯がある外国へ行かなければなりません。
週末を利用したスウェーデンへの手軽なスキーバスも出ていますよ。
 

国内にとどまって、博物館や映画館に足を運び、屋外スケートリンクで遊び、暖かい自宅で家族や友人たちとにぎやかにボードゲームで盛り上がり、ホームメイドのケーキとお茶の時間を楽しむのも一つの過ごし方です。


街中に冬の間だけ設営されるスケートリンク
Photo by:Morten Bjarnhof

Source:SCANPIX/Visit Denmark


チボリ公園も、昨年に引き続き、2月1日~24日の間<Winter in Tivoli>として再オープンします。
ここにも美しいスケートリンクが作られます。


メインゲートではスノーマンが雪合戦でお出迎え
Photo by:Lasse Salling

Source:Visit Copenhagen

都会に出現したゲレンデ

意外なことにデンマーク国内にも8か所のスキー施設があります。
そのひとつ、世界で最もクリーンな廃棄物処理エネルギープラントの上に構築された施設をご紹介しましょう。

新アマー焼却場ビルの建設にあたっては、対立する工場と住宅、コペンハーゲンとアマーをつなぐために、人々が訪れる場所であり、工場を隠す美しい建物であることが要件となりました。

こうして完成したのがビルの屋根をスキー場にしたスキーリゾート・コペンヒルです。
ドライスロープ、展望台、クライミングウォール、ランニング/ハイキングルート、レストラン、スキーショップなどを備えています。
コペンハーゲンの中心部から近く、フライング タイガー コペンハーゲン本社からは2㎞ほどの距離にあります。


優美なコペンヒル、日が暮れると照明が灯りさらに幻想的な姿に
Photo by:Big Bjarke Ingels Group

Source:Visit Copenhagen

Winter Bathe デンマークの寒中水泳

デンマークには冬でも海や湖に入る人々が少なからずいます。
夏が過ぎても水浴を続けているということで、中高年の方が多く、中には全裸の方も(!)。
大水浴安全評議会(直訳)が注意事項をあげていますので見てみましょう。


水浴前に
1) 一人で泳がない
2) 天気予報などを活用して水の状況を確認し、救命具類を備える
3) 階段や桟橋の凍結に気を付ける
4) ゆっくりと身体を沈める
5) 水の中ではゆっくりと呼吸をする
6) 常にお互いに注意を払う
7) 階段や梯子段から離れない
8) 氷の下に潜らない

こうして書いているだけで心臓がばくばく、すっかり寒くなってしまいました。


Winter Batheは健康でないとできない健康法
Photo by:Joergen Schytte

Source:Visit Denmark

デンマークのバレンタインデー

実はデンマークではアメリカや日本ほどには盛り上がりません。
デンマーク大使館はこんな風にツイートしています。



ですって。

 

とは言え、年々「アメリカ化」が進んでいるのも確かで、赤いバラ、バルーン、チョコレート、ケーキを中心とした商戦は拡大しています。

デンマークでは、恋人同士で花やハート型のお菓子を贈りあったり、一緒にディナーを楽しんだりして過ごします。
日本のように女性が男性に告白する日ではなく、カップルや恋人たちが愛を確かめる日といったところでしょうか。
またデンマークのバレンタインに贈る花の定番は、雪を押し上げるように咲くスノードロップ(マツユキソウ)です。


スノードロップはデンマークの春告げ草
Photo by:Presian Nedyalkov

Source:Unsplush


とろけるハートのティーライト
Photo by:Keld Navntoft

Source:Flying Tiger Copenhagen

一年中、そして昼間でもキャンドルを灯す習慣のあるデンマークですが、この季節はひときわキャンドルライトに心を寄せていることでしょう。
そんなキャンドルの灯影に春が息をひそめていますよ。

この記事を書いた人

aa(akemi)

フライング タイガー コペンハーゲン一番のデンマーク通。
息子とハンバーガーを愛する社内ブロガー。
不定期で、デンマーク紹介をしていきますので、皆さんお楽しみに!

写真引用
 

 Visit Denmark/Copenhagen Mediacenter
 https://www.skyfish.com/p/copenhagenmediacenter

 Visit Denmark
 https://platform.crowdriff.com/m/visitdenmark

 Unsplash
 https://unsplash.com/

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